年が明けて2019年になりました。
旧年中はお引き立てをいただきましてありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年秋口から、青山が児童相談所建設問題で
住民説明会での建設に反対する人々の”異様な”姿が
マスコミで取り上げられ話題になってしまいました。
建設場所は町会こそ違いますが、
当店からも歩いて10分くらいの距離のところです。
予定場所付近に住む古くからのお客さまも
「近くの知り合いは誰も反対していないのに、、、」と残念がっています。
青山に長く暮らす人たちは、
太平洋戦争のとき
下町と同じように焼け野原になった大空襲を経験していたり
あるがまま
時代の流れを受け入れて忍んで生きてきた人たちが多く、
穏やかに生活してきた人がほとんど、、、
あの一面だけクローズアップされて
広まってしまったのは、
とても残念で切ないことだと思います。
時価が下がっては困る業者さんとか、
良いとされる学校に入るためにわざわざ引っ越してこられた方が
騒いでいるらしいと聞きますが、本当のことはわかりません。
ただ
思えば、自分も数年前の町のお祭りのときに、
ちょっとショックな経験をしたことがありました。
子どもたちが引っ張る山車の交通整理をしていた際に、
百メートル以上ある一方通行の路地に山車が入ったので、
入口のところで山車が抜けるまで通行のご遠慮をお願いしていたときのこと、
一台の高級車に乗った方が近づいてきて窓越しに、道を開けろと、、、
私は子どもたちの山車が入っているので、ちょっとだけ待っていただけませんかと
できるだけ丁寧に説明したのですが、
「どけよ、俺はここに住んでいるんだ!」と、
ちょうどあの説明会で騒いでいらっしゃった方のような口調で言われ
あなたが住んでいる町のお祭りなのに、、、、、
これ以上話しても無理かなとひるんでしまい
「じゃあ、せめて徐行して行ってください」と言いながら、
入口を開けてしまったことがありました。
曲がっていく路地の先では何事もなかったようで何よりでしたが、
開けてしまった自分の不甲斐なさに反省するとともに、
そういう人の存在にショックを受けました。
この地に住むプライドがあるならこそ、
この地を愛し、困った人や子供たちにやさしくなっていただきたいと
思うこのごろです。
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